自由に働ける環境だからこそ、高い自主性が求められる【石川さんインタビュー】

自由に働ける環境だからこそ、高い自主性が求められる【石川さんインタビュー】

2021年10月にHALに入社した石川凜々子さん。現在はリモートワークにてカスタマーサポートを担当しています。
HALに入社してから約半年。会社の魅力や働く環境についてうかがいました。

石川凜々子さん(右から2番目)。オフィス出社の際は、同僚たちとランチに出かけてコミュニケーションを図っている。

人間関係のよさはHALの魅力のひとつ。リモートワークでも距離感は近い

ーーこれまでの経歴とHALに入社したきっかけを教えてください。

石川:携帯電話販売店で働いたのち大手コールセンターに勤務し、元同僚の紹介でHALに入社しました。 彼女が個人のSNSにお客さま対応部署の求人情報をアップしていて、その投稿に興味を持ったのが最初です。小学生の子どもがいるので在宅で仕事ができたらいいなと思っていたこともあり、リモートワークが選べる点にも惹かれました。今は基本的にはリモートワークで、用事があるときだけ出勤しています。

子どもが学校から帰ってきたときに家にいられるので安心ですし、休憩中にその日学校であったことを聞いたり宿題の監視をしたりと(笑)、子どもとコミュニケーションを取れるのもリモートワークのよさだと思います。

実はずっと以前から転職を考えてはいたのですが、動き出すきっかけがなかなかなくて。信頼の置ける知人が勧める会社なら悪い会社ではないんだろうなと思いましたし、販売職やコールセンターで得た経験を生かせそうだとも感じました。これまでの職場は土日出勤も多かったので、土日休みであることもうれしかったですね。給料も前職よりアップしました。

現在はカスタマーサポート部に所属し、お客さま対応全般を担当しています。コールセンターと連携してお客さまからの質問や意見に対応したり、上司主導のもとフィードバックや指導をおこなったり。SNSのコメント返信も業務のひとつです。

ーー入社してから半年ほどが経ちましたが、振り返ってみていかがですか。

石川:これまでの職場と比べて使用するツールが多かったので、それぞれの使い方を覚えるのが大変でしたね。また、社内外の関係者や取引先の全体像を把握するのに少し時間がかかりました。「この種類の案件についてはこの人に聞く」といった連携を滞りなくおこなえないと時間のロスが生まれてしまうので、いろんな人と積極的にコミュニケーションを取りながら覚えていきました。同僚はもちろん他部署の人たちもみな質問や疑問に親身に答えてくれますし、人間関係のよさはHALの魅力のひとつだと思います。

リモートワークに移行して数ヶ月が経ちますが、物理出社との差はあまりないと感じます。基本的なやり取りはチャットアプリでおこない、テキストで伝わらないときはみな遠慮なく電話やビデオツールで連絡を取り合っています。信頼関係が築けているので、リモートワークであっても近い距離感で働けていますね。

とはいえ目に見える場所で仕事をしているわけではないので、チャットではなるべく早い反応を心がけています。「ちゃんと仕事してるかな」「大丈夫かな」って思わせてしまうのは互いにとってマイナスなので、特にリモートワークにおいては素早いレスポンスが大切だと思います。

私の仕事は流動的で、比較的穏やかな日からすごくタイトな日もありさまざまです。依頼がたくさん降りてきたときもまずは落ち着いて、仕事の優先順位や時間がかかるものを洗い出して効率よく仕事を進められるよう意識しています。

リモートワークの1日の流れ

6:30起床、朝食・弁当作り
7:00自分の身支度
7:30子どもを学校に送る
8:00洗濯・掃除などリモートワークで通勤時間がないぶん、始業前に家事を終えるようにしています。
8:40業務準備始業時間からすぐに仕事が始められるよう、前日の終業時間以降に上がっていた情報などをキャッチアップしておきます。
9:00業務開始(一例)
・継続特典対象者で発送タイミングのお客様の有無をチェック
・コールセンター、モールチームからのエスカレーション対応
・決済サービスからの依頼対応
・SNSのコメントやDMのチェック、返信・返金シートチェック
・その他イレギュラー対応

日によって業務内容は異なりますが、優先順位を考えながら効率よく進められるよう努めています。
13:30休憩時間昼食・洗い物など
14:00子ども帰宅・おやつ準備昼休憩の時間を調整して子どもの帰宅に合わせています。こうしたフレキシブルさもリモートワークのメリットだと感じます。
14:30業務再開本日中に巻き取る必要がある業務を優先。スムーズに連携できるよう、各所との密なコミュニケーションを心がけています。
18:00業務終了

ーー朝から大忙しですね…!

石川:いえ実は…これはかなりがんばっている日です(笑)。うっかり起床が7時過ぎになってしまう日も多いですし、仕事が始まるまでダラダラしてしまうことも(苦笑)そういう日はもう、家事はあとまわしです!

ーーそれを聞いて少し安心しました(笑) 石川さんはすでに第一線で活躍されている印象ですが、仕事を覚えるうえで大変だったことはありますか。

石川:ネガティブな意味合いではなく、多くの仕事に「確立したルールがない」ことでしょうか。これまでは比較的大きな会社に勤めていたので、例えば資料をつくるにしても、流用すべき過去のデータやマニュアルが用意されていました。でも、HALでは「こんな資料が欲しい」と言われてゼロからつくる仕事もたくさんあります。

今だから言えますが…Excelが使えると言って入社したものの当時は本当に基本的な操作しか知らなかったんです(苦笑)ですので、依頼があるたびに関数やデータの作り方を調べて必死に資料をつくっていました。

今ではある程度スムーズに資料作成ができるようになりましたが、上司が手直しをしてくれた資料を見るたびに、まだまだだなと思わされます。要素は同じでも、ちょっとしたポイントに気をつかうだけで見やすさや伝わりやすさがグッと変わるんですよね。

資料作りのみならず、お客さま対応にせよSNS運用にせよ、ルールやマニュアルがないからこそ自分でちゃんと考えて仕事をしないといけない、という環境ではありますね。

ーーもともと「自分で考えたことをアウトプットする」という作業はお好きなんですか?

石川:いや!まったく(笑)

ただ、転職以前は「ルールの中で働く」という環境にマンネリを感じていたのも事実です。HALは、マンネリとは真逆の環境。社内では常に新しい何かが進行しているので、本当に毎日飽きないです。

もちろん仕事なので楽しいことばかりではないですが、ちょっと吐き出したいときなどは上司に話を聞いてもらって、パッと切り替えるようにしています。そうした関係性のもとで働けているのもありがたいですね。

HALに向いているのは、主体性を持って動ける人。積極的にいろんな人と関わってほしい

ーー今後の目標はありますか。

石川:まだまだ覚えなければならない仕事がたくさんある立場ですし、もっと成長しなければという気持ちが強いのですが…、ゆくゆくはカスタマーサポートの責任者を目指せればと思っています。

HALはこれからもさらに成長していくと思いますし、新商品の発売やコールセンターの増設が控えているので今以上にカスタマーサポート全体が忙しくなると思います。会社が大きくなっていく様子を見られるのは楽しみですし、会社の成長に寄与するためにも、上司を支え、これから入社する後輩を牽引できるような存在になりたいですね。

ーーHALはどんな人に向いていると思いますか。

石川:リモートワークを含めて自由な働き方を推奨している会社なので、働きやすそうと感じる人は多いと思います。ただ、自由な社風だからこそ、成果を出し続けるためには率先して自分から主体的に動いていく姿勢が本当に重要だと感じています。ベンチャー企業なので、「待っていたら誰かが教えてくれる」という環境ではまったくありません(笑)。わからないことがあればどんどん質問し、思いついたことは遠慮なく提案できる主体性が求められる職場だと思います。

また、自分が所属している部署だけではなく、物流、制作、広告運用、カスタマーサポートなど会社全体を含めた流れや動きを把握することは、仕事のパフォーマンスを向上させるためにもすごく大切だと思います。幅広い視点を持って、積極的にいろんな人と関わっていける人と、ぜひ一緒に働きたいですね。